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米国マクロプラスチックス社製プラスチックコンテナ『ProBin 44-S』、
東日本大震災の被災企業の事業再建に一役


三陸地域の大手水産加工会社の阿部長商店が採用

2011年11月16日

CADEX株式会社(東京都港区、代表取締役:若井紀良、以下CADEX(カデックス))が、 日本国内向けに輸入・販売する米国Macro Plastics(マクロプラスチックス)社製 パレット一体型プラスチックコンテナ『ProBin 44-S(プロビン44-S)』がこのたび、 三陸地域の大手水産加工・観光事業会社である株式会社阿部長商店(宮城県気仙沼市、 代表取締役:阿部泰浩、以下阿部長商店)に採用されたことを発表いたします。

今回、阿部長商店に採用された『ProBin 44-S』は、米国カリフォルニア州に本社を置く 世界最大手のプラスチック製コンテナ・メーカーであるマクロプラスチックス社が製造する、 食品・水産品用パレット一体型大型プラスチックコンテナです。 日本国内における水産品輸送用途としての同製品の採用は、阿部長商店が国内初となります。

阿部長商店では、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波により、 本社屋をはじめ気仙沼工場や大船渡工場など、同社の水産事業の主要施設が甚大な被害を受けました。 同社が保有するダンベ(水産用大型コンテナ)の多くも消失するなか、阿部長商店では事業の早期再建に向け、 先進的なデザインで耐久性、衛生面に優れる『ProBin 44-S』、計88台の採用を決定いたしました。 今回採用された『ProBin 44-S』は、早速同社の北海道への鮮魚買い付けに活用されるなど、 阿部長商店の水産事業再建に向けた取り組みに役立てられています。

『ProBin 44-S』は、マクロプラスチックス社が長年のプラスチックコンテナの製造・販売で培った ノウハウを生かし開発された水産業・食品加工業向けパレット一体型プラスチックコンテナです。 洗浄や消毒作業に配慮する二重構造のデザインは耐久性と保冷性に優れ、また米国食品医薬品局(FDA)が 認可した原材料のみを使用することで、食品の安全かつ衛生的な輸送に寄与します。

また、『ProBin 44-S』は国内の水産業界で現在多く使用されている他社製大型コンテナに比べ、 3トン クラスの小型トラックでの積載効率に優れるとともに、高い密封性を実現した専用蓋を使用するとこにより、 鮮魚の確実な輸送に貢献します。

『ProBin 44-S』は、紫外線に強いポリプロピレン(PP)を100%使用することで、 再利用と完全リサイクルを実現するとともに、屋外保管時の紫外線による劣化を防ぎます。 『ProBin 44-S』は、従来のコンテナに代わる新しいタイプのコンテナとして注目されています。

CADEXとマクロプラスチックス社では今回の阿部長商店での『ProBin 44-S』の採用を機に、 マクロプラスチックス社が製造する様々な用途に対応した革新的なパレット一体型プラスチックコンテナ製品を、 国内の農水産業をはじめ、食品加工業分野に向けて積極的に展開していきます。

※本プレスリリースに記載されている会社名や製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

マクロプラスチックス社について
マクロプラスチックス社は、米国カリフォルニア州に本社を置く世界最大手の
プラスチック製バルクコンテナメーカーです。米国内に3工場を有し、
米国内の農業向け市場では9割以上のシェアを持ち、農水産業をはじめ食品加工業分野、
工業分野における物流を、革新的な製品でサポートしています。
詳しくはhttp://www.macroplastics.com/ (英語のみ)をご覧ください。

阿部長商店について
株式会社阿部長商店は、昭和36年創業以来、三陸の雄大な海の恩恵を受けながら同地域の基幹産業でもある
水産業と観光業を軸にさまざまな事業を展開している三陸地域最大規模の企業です。「海の恵を美味しいままに、
食品の安全と安心を食卓へお届けする」、「人と海とのふれあい、くつろぎをご提供する」をモットーに、
海の恵みを最大限に活かした高品質の商品・サービスを提供しています。
詳しくはhttp://www.abecho.co.jp をご覧ください。


『ProBin 44-S』 食品・水産品用
パレット一体型大型プラスチックコンテナ